事故が起きたのは、えちご中越農業協同組合が所有する長岡市浦のこしじカントリーエレベーターです。
長岡市によりますと、会社関係者から「モミを乾燥する機械の油がなくなり、機械が動かなくなったため灯油の補充をした所、地上配管から灯油が漏れていることに気がついた」と消防に通報があったということです。
流出した灯油の量は3000から5000リットルと推定されていて、市はタンクの地上配管の破損が原因としています。
この事故を受け、灯油の一部が一級河川の須川に流出していることが判明しました。県と市は須川にはオイルフェンスを、敷地外の側溝には油を吸着するマットを設置する対応をとっています。また、周辺住民や農業関係者にも注意喚起を行ったと言うことです。
一方で、この施設は工業団地の一角にあるため、周辺に住宅がなく、生活を著しく脅かす被害には至っていないとしています。最終更新日:Thu, 24 Aug 2023 20:03:02 +0900